前期に養護実習を終えた2年生が、子どもたちの健康課題解決に向けた学校保健活動の実際の取組について考える「教職実践演習(養護教諭)」。この授業で、歯科衛生士を目指しながら現在は歯科助手のお仕事をしている卒業生が、特別講師として短大に帰ってきました。
歯科保健の知識と保健指導について解説してもらいながら、実際に学校でも行われている歯の染めだし体験に挑戦しました。
講義の最後には在学生に向けて、「歯科助手や歯科衛生士と養護教諭の仕事には共通点がある。生活習慣や心理状態など様々な背景から情報収集し、思いやりをもって対応することです。子どもや保護者に対して思いやりをもって対応してくださいね。」と、4月から養護教諭となる2年生にメッセージを送ってくれていました。
さらに、在学生や先生からの「折れたり欠けたりしてしまった歯はどうしたら良い?」「歯科クリニックではどのように処置をする?」「フッ素の効果を出すため、歯磨き後すぐに口をすすがない方が良い?」という質問に対しても、歯科助手としての知識と経験を活かしながら回答していただきました。
卒業生とのつながりによって、通常の授業ではじっくり取り扱えない歯科保健の分野について、詳しく学ぶことができた今回の授業。将来養護教諭になった時、今回聞いたこと・体験したことをぜひ活かしてくださいね!