母子健康手帳について調べて思ったことは、母子健康手帳というものができて本当に良かったということです。今では当たり前のようにたくさんの人々が使っていますが、もし持っていなかったらすごく大変だったのではないかと思います。私は、本学の瀬木三雄先生が、”母子健康手帳の生みの親”だということを高校生の時に初めて知りました。通っていた高校が瑞穂だったため、母子健康手帳について沢山知る機会がありましたが、違う学校だったら母子健康手帳のことを知ることはあまりなかったと思います。自分の通っている学校の創設者が母子健康手帳を作り、今では欠かせない物になっているのが凄く誇らしく、とても不思議な感覚です。そして、母子健康手帳は、いくつか別々のものだったのが、のちに一つの物にまとまったということも初めて知りました。様々なことが考えられて、今の母子健康手帳があるのだと感じました。
母子健康手帳には子供の健康だけでなく、母親が妊娠している時の体調や、父親の育児不安に対するサポートなども書いてあるので、親自身も不安にならずに子育てができると思います。現在では、予防接種をシールで色分けしたりすることで見やすくなっており、後から確認もしやすいです。また、日本にいる外国人の親子のために、各国の言語(9言語)で書かれた母子健康手帳も配布されており、日本で生活している外国人親子も安心して生活できるようになっています。そのように、時代に合わせて変化し続けていてすごいと感じました。
今までは、書くのが面倒くさそう、いちいち記録するのが大変そう、見方が難しい、などと思っていましたが、母子健康手帳のことについて沢山調べるきっかけがあったおかげで、私の考えも変わりました。また自分の母子健康手帳もじっくり見てみたいし、将来結婚して子供ができたら、丁寧にしっかりと書いてあげたいです。まだ自分が誰かの親になることは想像できないですが、その日までにまた母子健康手帳も何か変化がありそうで楽しみです。
(k)