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2023.09.21

成長の記録

私は今回この課題をするために、初めてここまでじっくり母子健康手帳を見ました。小学生の時に、自分の出生体重や身長を調べて記入するなどしたことはありましたが、しっかり全部のページに目を通したのは初めてでした。

私の母子健康手帳には、毎月の検診の記録や予防接種の記録が詳細に書かれていました。そして、一か月ごとに保護者の記録という項目で、体調や行動、出来るようになったことを記入する欄がありました。例えば、「大きな音に手足をビクッと伸ばしたり泣き出したりすることはありますか」や「首が座りましたか」、「あやすとよく笑いますか」などがありました。その他にも保護者が自由にコメントやメッセージを書く欄があり、そこには「何を言っているのか全く分からないが、怒って何かを話している」、「誰かが話している声がして姿が見えないと、覗き込むように見て探す姿がかわいい」など、その時の私の様子をよく見て書いてくれていました。読んでいると面白いことがたくさん書かれていて、私が生まれてきたことを両親はとても喜んでくれている事がよく分かり、とても嬉しい気持ちになりました。

また、出生時に50.5㎝だった身長が、約10か月後には72.5㎝になっていました。10か月で約22㎝も成長し、体重も倍以上に増えていて、赤ちゃんは成長がとても速いのだと思いました。そして、私は常に抱っこしていないと泣いてしまう子だったらしく、両親や姉に大変な思いをさせてしまったなと思いました。

母子健康手帳を見ると、両親の気持ちや家族の反応、今までにどんな病気にかかったか、予防接種の履歴、赤ちゃんの様子などが何年後かに見てもよく分かるようになっていました。私に子供ができた時は、私がたくさん書いてもらったように、子ども自身が大きくなった時に見返したときに嬉しくなるようにたくさん書いておきたいと思いました。

(エナ)

writerこの記事を書いた人

名前
私の母子健康手帳
所属
愛知みずほ短期大学

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第3-5代学園理事長である瀬木三雄医学博士は、「母子手帳」の発案をはじめ、母子衛生の基礎を築き上げるなど、母子手帳を通して母子の健やかな心と体の成長に大きく貢献しました。 調べ学習を通して母子健康手帳について学び、「私の母子健康手帳」を顧みます。