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2023.09.21

何歳になっても大切な一冊

私はこれまで母子健康手帳についてあまり詳しく知らず、よく見たこともなかった。しかし、今回の課題に取り組むことによって、自分自身のことがよく分かり、どのようなことが書かれているのかを知ることができた。母子健康手帳を実際に見てみると、全部のページにぎっしりと言葉が書いてあり、身長、体重、妊娠中の経過、出産の状態などがたくさん書かれていた。私はこれを見て、初めて出産する人や、子育てに不安がある人でも安心できるだろうなと思った。また、身長と体重が記入してあることによって、どれだけ自分が大きくなったのかを感じることができ、自分も親も成長を見ることができるのが楽しいと感じた。さらに、予防接種の記録や保護者の記録、出産後の母体の経過も書かれており、母子健康手帳は子育てをする中で本当に欠かせないものだと改めて実感し、同時にずっと大切にしたいと思った。

私は母から、母乳を1回しか飲まず、ずっとミルクだったと聞いた。保護者の記録のページを見てみると、母の字で「ミルクの途中、勢いよく飲み口の横からダラダラとハンカチがベタベタになるくらい出てしまう」と書かれていて、それを見ながら母と笑いあった。このようなことまで細かく記入されているので、母からの愛情をすごく感じることができた。母や病院の先生は、罹った病気など私が産まれた時からのことをしっかり記入してくれていて、大切にされていたのだと感じた。

私も将来出産して母子健康手帳を手にする機会があれば、この課題を頭に思い浮かべながら、私と大切な子どもの宝物にしたい。母子健康手帳は、初めて子育てする親をはじめ、どのような人にもずっと大切な宝物になるのだと思った。

(O.A)

writerこの記事を書いた人

名前
私の母子健康手帳
所属
愛知みずほ短期大学

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第3-5代学園理事長である瀬木三雄医学博士は、「母子手帳」の発案をはじめ、母子衛生の基礎を築き上げるなど、母子手帳を通して母子の健やかな心と体の成長に大きく貢献しました。 調べ学習を通して母子健康手帳について学び、「私の母子健康手帳」を顧みます。