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2023.09.25

母子健康手帳の歴史や役割

母子健康手帳は、妊娠、出産、新生児や幼児期の健康記録と情報、さらに子どもの成長と予防接種の情報をカバーしてくれるので、とても役に立つものだと思いました。母子健康手帳の前は母子手帳という名前であり、その生みの親である人が瀬木三雄だと言います。瀬木三雄は日本の医学博士で瀬木財団法を設立して、「時代の女性に何としても科学的なものの見方・考え方と保健衛生的な知識を身に付けさせたい」という強い願いから瑞穂高等女学校を開校しました。母子健康手帳は、今から70年前の昭和17年(1942年)7月13日に、現在の母子健康手帳の前身である「妊産婦手帳」制度としてスタートしました。瀬木三雄のおかげで今では母子健康手帳が当たり前のように使われるようになりました。

母子健康手帳は妊娠してからの過程ばかりが載っているのかと思っていましたが、実際に自分の母子健康手帳を見てみると少し違っていて、最後のページに子育てのアドバイスや妊婦さんの栄養の取り方など、初めて出産する人にとって参考になるようなことが書かれていました。これを見て私は、出産や子育てに不安がある人や経験のない人でも大丈夫だなと思いました。また、生まれた時の身長や体重を見て「大きくなった」と実感することもできました。母子健康手帳は、子育てをするのに欠かせないものだと改めて感じました。

私がお母さんになった時には、母子健康手帳を少しでも細かく記入したいです。そうすることで、親からの愛情を感じることができたり、子どもにとっても親にとっても良い思い出になったりすると思いました。

(るか)

writerこの記事を書いた人

名前
私の母子健康手帳
所属
愛知みずほ短期大学

フリーワード

第3-5代学園理事長である瀬木三雄医学博士は、「母子手帳」の発案をはじめ、母子衛生の基礎を築き上げるなど、母子手帳を通して母子の健やかな心と体の成長に大きく貢献しました。 調べ学習を通して母子健康手帳について学び、「私の母子健康手帳」を顧みます。