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2023.09.25

最初の愛情

私は母子健康手帳について名前を聞いたことがある程度で、あまり詳しく知りませんでした。今回手帳が、妊娠や出産、育児に関することを記録するものだと知り、とても便利だと思いました。

自分の母子健康手帳を見てみると、お母さんは私が産まれてからの毎日を記録していてくれていました。それを見て、私は温かい気持ちになれました。生まれて来ることを待ち望んでいた様子や、生まれてからの日々に起こる些細な変化にも喜んでくれている所など、私への愛がたくさん記録してありました。私は高校生まで親に反抗していました。「自分は望んで生まれたわけじゃない」「親を選べない」など、ひどいことをたくさん言ってしまったこともありました。しかし、母子健康手帳を見て、私を大切にしてくれていた両親にひどいことをしてしまったと改めて反省しました。私のように母子健康手帳を見て、温かい気持ちになったりありがたみを感じたりしている人はたくさんいると思います。そういった点でも、母子健康手帳は大切なものだと気付きました。

その他にも、予防接種を受けた病院名や、水痘やおたふくかぜなどの病気に関する発症の原因とかかった時期などが細かく書かれていて、生まれてから物心つくまで周りの大人たちに守られていたのだと感じました。母子健康手帳は、母親が私たちに与えてくれる最初の愛情だと思います。妊娠してから生まれるまでを本当に喜んでくれていて、いつ見ても温かい気持ちになる素敵な手帳です。

(H)

writerこの記事を書いた人

名前
私の母子健康手帳
所属
愛知みずほ短期大学

フリーワード

第3-5代学園理事長である瀬木三雄医学博士は、「母子手帳」の発案をはじめ、母子衛生の基礎を築き上げるなど、母子手帳を通して母子の健やかな心と体の成長に大きく貢献しました。 調べ学習を通して母子健康手帳について学び、「私の母子健康手帳」を顧みます。