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2023.09.25

母子健康手帳を見て思ったこと

私は今回、初めて母子健康手帳を見ました。これまでは、妊娠中の経過と子供の発育状態の記録をするだけのものだと思っていました。しかし実物を見てみると、それだけではなく沢山の項目が載っていて、出産・育児のためのアドバイスや妊娠期に注意すること、妊娠中と産後の食事などが書かれていました。参考になる内容が詰まっていて、初めての妊娠出産で不安な人も多少気分を和らげることができると思いました。

子どもについての記録では、身長や体重などを細かく記録して、その数値をグラフ化した発育曲線を書きます。気軽に記入でき、赤ちゃんの成長を実感できます。この記録は、親の性格が少し分かる気がしました。一般的には定期的に記録を書いて、だんだん成長していくグラフを見ることができます。ですが私の記録は、1カ月健康診査、3~4カ月健康診査、9~10カ月健康診査、1歳6カ月健康診査の医師に測定してもらう時の記録しかありません。そのため、発育曲線は医師が書いたところのみの記録となっていました。つまり、私の母は記録をするのが面倒くさい性格ということです。今もそうなので、母らしくて記録を見たとき笑ってしまいました。記録はまともにつけていませんが、ここまで育ててくれたということは愛がある証拠です。たとえ記録が細かく書かれていなくても、愛がないわけではないと分かりました。

(神成)

writerこの記事を書いた人

名前
私の母子健康手帳
所属
愛知みずほ短期大学

フリーワード

第3-5代学園理事長である瀬木三雄医学博士は、「母子手帳」の発案をはじめ、母子衛生の基礎を築き上げるなど、母子手帳を通して母子の健やかな心と体の成長に大きく貢献しました。 調べ学習を通して母子健康手帳について学び、「私の母子健康手帳」を顧みます。