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2023.09.26

どこよりも便利な日本の手帳

母子健康手帳のことは今まであまり気にしたことがなかったので、今回調べてみて内容や歴史、役割を知れて勉強になりました。私は、母子健康手帳は生まれてから必要なものだと思っていました。しかし調べてみると、妊娠したと分かった日から必要なものだと知りました。母子健康手帳の中には子供の様子だけではなく、妊娠中の経過の記録、妊婦の健康状態、出産状態や産後の状態などが載っており、母親にとってとても大事なものだと思いました。

調べる中で驚いたのは、この手帳が日本で初めて作られたということです。日本以外の国にもこのような手帳があるか調べたところ、他の国でも似た冊子を作成しているところもありました。しかし、母親の健康記録と子供の成長記録が別々の冊子になっていたり、複数の子供を同じ冊子にまとめていたりなど、日本のように一人一冊ずつ妊娠期から就学前までの状況を母子ともに見守る形にはなっていないことが分かりました。このことから、日本の母子ともに同じ冊子で子供一人に一冊ずつの母子健康手帳は、世界のものに比べて便利だなと思いました。このような手帳がない国もあったので、日本の母子健康手帳がもっと世界に広がってほしいです。

さらに調べてみると、母子健康手帳は病院でもらうのではなく、市役所や保健センターでもらえることが分かりました。病院で妊娠したと診断されてから市役所などに行き、妊娠届を出してから受け取ります。私は病院に行けば「はい、どうぞ」と軽くもらえると思っていたので、想像以上に手間がかかるなと感じました。しかし、その分命が軽いものではないことを実感できました。

調べる前までは母子健康手帳になにが書かれているか、どこでもらえるかなど知らないことが多かったです。体重・身長などの子供の成長の過程、母親の状態、医師からのアドバイスなども書かれていて、とても便利で大切なものだと思いました。今回学んだことは、将来私が母親になったときに役立つと思うので、しっかり覚えておきたいです。

(パンダ)

writerこの記事を書いた人

名前
私の母子健康手帳
所属
愛知みずほ短期大学

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第3-5代学園理事長である瀬木三雄医学博士は、「母子手帳」の発案をはじめ、母子衛生の基礎を築き上げるなど、母子手帳を通して母子の健やかな心と体の成長に大きく貢献しました。 調べ学習を通して母子健康手帳について学び、「私の母子健康手帳」を顧みます。