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2023.09.26

母の言葉から母子健康手帳を考える

母が記してくれた母子健康手帳を参考に課題を取り組んでいた時、その場に母がいたので、聞きたいことを質問しながら課題を進めていきました。そして聞いてくうちに、私がどのように生まれ育ってきたのか、今と昔でどこが変わって変わってないのかを知ることができて、とてもためになりました。そして、課題によって母との会話がいつもより増えました。

母にインタビューすると、「今の時代ペーパーレスが増えているから、母子健康手帳を携帯化したほうが良いのでは」という意見が出て、確かにと私は思いました。さらに深堀して携帯化するメリットを聞いてみると、「火事や災害などで紛失する可能性を考えると、スマホでその場で記録して、いつでも手元にあったほうが良いから」とのことでした。これを聞いて、母は色々な視点を持っているのだと改めて感心しました。私には浮かばなかった意見を聞くと、このような課題を通じて建学の精神を向上させられるように感じました。

そして本当に母子健康手帳が携帯化すれば、共働きで育児と仕事に追われる人や専業主婦で家事育児に追われている人にとって、簡単に記入ができて楽になると思いました。私たち世代の人たちが親になった時にどうなっているかは分かりませんが、どのように変わっていくかが気になります。母子健康手帳は、育児してきた日々を感じられる、親にとってとても嬉しいものだということを学びました。

writerこの記事を書いた人

名前
私の母子健康手帳
所属
愛知みずほ短期大学

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第3-5代学園理事長である瀬木三雄医学博士は、「母子手帳」の発案をはじめ、母子衛生の基礎を築き上げるなど、母子手帳を通して母子の健やかな心と体の成長に大きく貢献しました。 調べ学習を通して母子健康手帳について学び、「私の母子健康手帳」を顧みます。