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2023.09.26

母子健康手帳の始まりと現在

自分が生まれた時からあり、現在でも様々な場面で使うことがある母子健康手帳。この手帳の始まりはなんと1942年で、妊娠中の女性に優先的に配給を保証し、医師の診察を受けることを促すために作られたそうです。母子の体を守ることを目指した手帳は戦時中にできあがり、当時の妊婦さんや子供たちを助けていたことが分かりました。母子健康手帳がなければ、母子の細かい記録や予防接種履歴も分からなくなってしまうので、今では当たり前に存在していますが、改めてあって良かったと感じました。

この母子健康手帳を作ったのは日本人で、現在30か国以上の国で普及しています。これほど多くの国で、日本でできた手帳が使われていることに感動したと同時に、長年使われているということは、みんなが必要としているのだと思いました。

今まで予防接種の時に少し見るだけだった母子健康手帳でしたが、今回調べたことで、母体や子供の健康状態の記録や生後の定期健診の記録だけでなく、育児についての注意事項や食事についてなどの情報がたくさん載っていることが分かりました。それらの情報は、子育てをする人にとってとても手助けになっていると感じます。この先私が子供を出産して育てるようになった時は、母子健康手帳に書かれた情報を参考にしながら、より良い子育てをしたいです。

(土井乙花)

writerこの記事を書いた人

名前
私の母子健康手帳
所属
愛知みずほ短期大学

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第3-5代学園理事長である瀬木三雄医学博士は、「母子手帳」の発案をはじめ、母子衛生の基礎を築き上げるなど、母子手帳を通して母子の健やかな心と体の成長に大きく貢献しました。 調べ学習を通して母子健康手帳について学び、「私の母子健康手帳」を顧みます。