今回母子健康手帳について調べて、感じたメリットがいくつかあります。1つ目は、子どもの健康状態や予防接種の履歴を記録することで、生涯にわたって健康管理に役立つことです。病気になった時や他にも何かあった際に参考にできるのが良いと思いました。2つ目は、妊娠・出産の経過や、子どもが小学校に入学するまでの発育・発達の状態など、母と子の健康に関する情報を集約できるところです。情報を同時に集められることそれ自体が良いのはもちろん、2人目の子どもを妊娠した際に参考にしやすく安心できるのではないかと感じました。3つ目は、妊婦健診の多くを公費の補助(受診票)で受けられるところです。どうしてもお金はかかってしまうので、公費補助で受けられるのは良いと思いました。
しかしデメリットもあります。現状のデメリットは、自治体ごとで導入しているシステムということもあり、引っ越したり病院を替えたりしてしまうと上手く移行できない場合があることです。これだけ便利なものが移行できないと困ってしまうので、このデメリットを解決する方法が早く見つかってほしいです。また、近年母子健康手帳は世界で普及しています。しかし、普及されているのは約50か国で、まだまだ普及されてない国がたくさんあります。普及されていない国では、病気の子どもや大人が大勢いると思います。そういう人たちにも母子健康手帳が広まれば、病気にかかる子どもも少なくなり、今より健康的な生活ができるのではないかと考えました。
今回のことを通して、母子健康手帳のありがたみをさらに感じることができました。また、自分の母子手帳を見て、自分がどのような感じだったのかを知ることができたので良かったです。まだ普及していない国にも母子健康手帳が広まり、少しでも病気の子どもたちが助かり自分の体について知る機会を与えられるようになれば良いと感じました。