私は、母子健康手帳について今まで考えたことがありませんでした。今回調べて、妊娠・出産・新生児期の健康記録や、子どもの成長と予防接種の情報など、健康の情報を記載することが役割だと知り、とても学びになりました。
「妊産婦手帳」という名前に小児の内容を加え、改正したのが「母子手帳」であり、そこからさらに「母子健康手帳」という名前に変わっていったことが分かりました。現在の母子健康手帳は、使う人のニーズを考えて、検査の記録や妊娠中の経過が確認しやすくなっていたり、ページ数が増えたり、グラフなどを使ったレイアウトの工夫がされたりしていました。そして、母子健康手帳があれば、里帰りや引っ越しの際に普段と異なる施設を利用しても、継続的に記録することが可能です。妊娠中の危険な兆候や次の受診日も確認できるので、早期に漏れなく受診することができます。さらに、妊娠、出産、育児、避妊、栄養に関する情報を網羅した手帳を元にした、保険医療スタッフの指導も行っているそうです。
母子健康手帳にきちんと記録をしておくことで、子どもの体調の変化にすぐ気付いて状況を把握し、迅速な対応を取ることができます。自分も将来子どもができたら、生まれてくる子どものために母子健康手帳を詳しく書いて、その子が大きくなった時には、一緒に見て小さい頃の事を沢山話したいです。また、育児は女性1人でするものではなく、パートナーと共に助け合って乗り越えていくものだと私は思います。父に母子健康手帳について聞くと、あまり知らないと答えました。今は育休も男性が取得するようになっています。母子健康手帳を使ってパートナーと情報共有をしっかりと行い、家族で協力しながら、子どもを持つ親としての当事者意識を高めていくことが大切だと思います。母子健康手帳は、母と子を繋ぐ大切なものなので大切に管理したいと強く感じました。
(M)