この日の「保育内容指導法(表現Ⅱ)」の授業では、先生が保育者、学生が3歳の子どもという設定で模擬保育を体験し、造形活動の指導方法を学びました。
模擬保育のテーマは、折り紙でチューリップを折り、画用紙に構成すること。集中力や表現力、手先の器用さを培うことがねらいです。
折り紙の折り方やノリの付け方など、保育者役の先生が実際にやって見せながら丁寧に手順を説明。困っている子がいないか製作中の様子を見て回ったり、「何を描いても良いよ」と自由な発想でのびのびと表現できるよう声をかけたりしているのが印象的でした。
模擬保育を体験した後は、指導上の注意点を振り返ります。模擬保育の内容と事前に配付された指導案の内容を照らし合わせて、指導案の書き方のポイントを確認。指導案の中で使ってはいけない言葉とその言い換えについて学び、適切な指導案の書き方を修得しました。
今回の模擬保育を通じて、子どもの気持ちを想像したり、大人とは違う視点や感覚に気付いたりすることができました。子どもたちに寄り添った指導や接し方ができる保育者を目指しています✨