TOP > カテゴリー > 授業・学び > 私と母の手帳への思い

TOPに戻る

一覧に戻る

2023.09.22

私と母の手帳への思い

母子健康手帳について調べて分かったことは、母と子をつなぐ重要な役割の手帳であるということです。調べる前は赤ちゃんのことしか書かれていないと思っていたのですが、実際は妊娠中のお母さんの状態、体重の変化、歯の状態、出産時の状態、そして母親学級受講記録まで載っており、お母さんがすごく大事に育ててくれているのが伝わり感動しました。

赤ちゃんの記録も色々な項目がありました。新生児の記録、幼児(1歳~7歳)、乳児の記録(1か月~10か月)、乳幼児身体発育曲線、予防接種、歯の記録などが書かれていて、分かりやすいと思いました。6歳未満では、病院での健診(1か月)、予防接種、市の保健センターでの健診(4か月、7か月、10か月など)といった項目がありました。6歳以上では、色々な種類の予防接種の記録を記入する項目があり、6歳以上でも母子健康手帳を利用することがあるのだと気づきました。そして、予防接種だけでなく、今までかかった主な病気も記入されていて、後に見返すことができるのがすごく便利だと思いました。

母にインタビューすると、「子どもが見た時に、自分がどう生まれてきたかを知ることができて使いやすい。昔の健康状態を確認できる」と言っていました。将来子どもができた時、子どもと自分の手帳を比較できるもの良いと思いました。一方、使いにくいところや直した方が良いところを聞くと、「出産は母親がするものだけど、もっと父親にも積極的に参加してほしいので父親のページも増やしてほしい」と言っていました。私が生まれた頃には父親のページはなかったので、これからはできてほしいです。

母子健康手帳を調べてみると、妊娠、出産、育児について大切なことがたくさん書かれており、改めて必要不可欠なものであると感じました。将来、母子健康手帳をもらう際には、自分と子どもについて詳しく書き、大切にしたいです。

(Sさん)

writerこの記事を書いた人

名前
私の母子健康手帳
所属
愛知みずほ短期大学

フリーワード

第3-5代学園理事長である瀬木三雄医学博士は、「母子手帳」の発案をはじめ、母子衛生の基礎を築き上げるなど、母子手帳を通して母子の健やかな心と体の成長に大きく貢献しました。 調べ学習を通して母子健康手帳について学び、「私の母子健康手帳」を顧みます。