普段何気なく病院で出している母子健康手帳ですが、母子健康手帳の歴史がこんなにも深いとは知りませんでした。高校の時、ある先生に母子健康手帳を作った人と瑞穂高校の創立者は一緒の人だと言われ、すごく驚いたことがあります。高校を設立し、母子健康手帳も作った瀬木三雄先生はすごい人だと実感しました。
今まで母子健康手帳の中を見たことがありませんでしたが、今回その内容について調べるために見てみました。すると、私が生まれた時のことや小さいときにかかってしまった病気のことなどが詳しく書いてあり、母子健康手帳は凄い!そして、なくてはならない大切なものだと思いました。病院へ行くときに持っていき、看護師に見せて記入してもらうだけだと思っていた手帳に、予防接種の記録はもちろん、子供への保険サービスの統合支援、健康相談や保健指導等の役割もあるとは知りませんでした。この一冊を見るだけで、自分の体のことや生まれた時のことなど様々なことが分かるなんて、やはり瀬木三雄先生夫妻はすごい人達だったのだと感じました。
最後に、役割について調べている時「母子健康手帳は健康教育だけでなく、女性や家族に手帳の使い手としての当事者意識を生み出すものだ」と書かれているのを目にして、私は良い言葉だなと思いました。今の世の中は、まだまだ子供の育児を母親が主に担っていることが多いです。父親も、母子健康手帳を見て育児に参加して欲しいと思います。
(Y⛄)