養護実習・臨床実習を終えた2年生による、実習報告会を実施しました。
養護実習を行った学生は、小学校・中学校・高等学校に分かれて報告。保健室に来室した子どもの様子とその時の対応を紹介したり、保健指導のための指導案や授業プリントを見せたりしながら、具体的に伝えていました。同じ“学校”という現場でも、検診や宿泊学習、体育祭など、学生ごとに異なる経験があったようです。
続いて、医療機関で臨床実習を行った学生の報告です。小児科外来や手術室での子どもの不安を和らげる工夫、臨床心理室での話の聞き方や環境のつくり方、情報共有や患者の気持ちを尊重することの大切さなど、学校現場でも活かせることが多くあったことを報告していました。
この報告会には、1年生も参加。発表では1年生に向けて、実習生としての心得や事前にやっておくべきことも伝えられ、各発表後には質疑応答の時間も設けられました。
1年生は来年の実習をイメージできる、2年生は学びと経験を共有し合える、どちらにとっても今後の参考になる機会となりました!